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走塁に関するルール(バッターがランナーになる場合)

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走塁に関するルールは、大きく4つに分けられます。

バッターがランナーになる場合と、アウトになる場合。ランナーへの安全進塁権が与えられる場合とアウトになる場合です。

審判をしていて一番悩むところが、ランナーへの安全進塁権についてですが、走塁に関するルール全体を知っていることで理解しやすいと思うので、一つ一つ解説していきます。

バッターがランナーとして出塁するには

バッターがランナーとして出塁するためには、投球をフェアグラウンドに打つだけでなく様々なルールがあります。

四球もしくは故意四球を得たとき

いわゆる「フォアボール」ですが、通常の四球と故意四球では少しルールが異なります。

四球の場合はボールインプレーとなるため、他にランナーも守備のスキを突いて進塁することが出来ます。

故意四球の場合は、ボールデッドとなるため、フォースのとき以外は他のランナーは進塁できないのです。

ちょっとしたことですが、この2つはしっかりと分けておくことが必要です。

打撃妨害を受けたとき

打撃妨害で一番多いのは、キャッチャーミットがバットに当たることです。

これは、キャチャーが注意しなければいけないことですが、バッターのフォロースルーがミットに当たっても打撃妨害を取られてしまうので気を付けましょう。(故意の場合を除く)

打撃妨害の場合は、ディレードデッドボールとなるため、プレイの結果を攻撃側の監督に委ねることになります。

基本的には、バッターに一塁への安全進塁権が与えられますが、ヒットや他の理由でバッターが一塁に達し、なおかつ他のランナーが全て進塁したときは、打撃妨害は適用されません。

ここで少しややこしいのが、打撃妨害を選択した場合は、ランナーが進塁できないことです。もちろん、フォースの状態であれば進塁できますが、そうでなければ進塁できないことを覚えておきましょう。

ディレードデッドボールとなるプレイについて

ソフトボールには、「ディレードデッドボール」というルールがあります。 これは、野球にはないルールで「ボールデッド」でもなく「ボールインプレー」でもない状態を差します。 ディレードデッドボールはどんな状 ...

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デッドボールを受けたとき

デッドボールを受けたときは、ボールデッドとなりバッターは一塁への安全進塁権が与えられます。

この場合、ボールデッドとなるためキャチャーが捕球できなくても他のランナーは進塁できません。

また、ストライクゾーンでボールが当たってもデッドボールトはならず、ストライクとなるので小学生にはこの辺りをしっかりと理解させておきましょう。

ランナーに打球が当たったとき

バッターの打った打球がランナーに当たることは意外とあります。

その時の状況によって、ランナーがアウトになることもあればならないこともあります。バッターもボールインプレーかボールデッドによって一塁への安全進塁権が与えられるかどうか変わりますので、ランナーと交錯しそうなときはプレーをしっかりと見ておくことが必要です。

ランナーがアウトの場合

バッターの打った打球が、守備に触れる前、または守備を通過する前にランナーに当たったときは、ボールデッドとなりランナーはアウトになります。その場合、バッターには一塁への安全進塁権が与えられ、他の走者は投球時に占めていた塁に戻らなくてはいけません。

ランナーがアウトにならない場合

バッターの打った打球が、守備に触れてからランナーに当たったり、守備を通過してから当たった場合は、ボールインプレーとなり、プレイは継続されます。

また、塁上のランナーに打球が当たったときは、守備の位置によりボールインプレーかボールデッドに分かれます。

ベースより前に守備がいて、守備を通過してから塁上のランナーに当たったときはボールインプレーで、プレイが継続されます。

逆に、ベースより後ろに守備がいた場合は、ボールデッドとなりますが塁上のランナーはアウトにならず、なおかつバッターにも一塁への安前進塁権が与えられます。この場合、他のランナーはフォース状態以外は進塁できません。

第3ストライクルール

いわゆる「振り逃げ」ですが、無死または一死で一塁にランナーがいた場合は、振り逃げはできません。

ただし、二死のときは一塁にランナーがいても振り逃げは出来ます、その場合、一塁ランナーも二塁へ進塁しなければいけません。

その他、走塁に関するケーススタディ

第3ストライクのケース

Q. ツーストライク後の次の投球がワンバウンドしてからバッターが空振りしたが、キャチャーはしっかりと捕球した。バッターは振り逃げが出来るか。

A. 第3ストライクのボールが地面に触れたり、バウンドした場合はキャチャーが捕球できなかったとみなされるため、振り逃げはできる。投球が地面に触れるのが、バッターのスイングの前か後かは関係ないということ。

Q. ツーストライク後の次の投球がワンバウンドしてからバッターがスイングしてバットにチップした後、キャチャーはしっかりと捕球した。バッターは振り逃げが出来るか。

A. バットにチップした時点でファウルチップとなり、その打球をキャチャーが正しく捕球したのでバッターはアウトになる。

四球のケース

Q. フォアボールで出たバッターが一塁を走り抜けたが、二塁へは進塁しようとしなかった。バッターが一塁へ戻ってくるとき、一塁手がボールを受けてタッチしたが、これはアウトになるか。

A. これはアウトにはならない。フォアボールでもヒットと同じように一塁への走り抜けは認められています。

打撃妨害のケース

Q. バッターが打つ前にバッターボックスの後ろに下がってきた場合

  1. バックスイングしたときにバットがキャチャーのミットに当たった
  2. スイングしたときにバットがミットに当たった
  3. バッターボックスの後ろから更に後方にバットを大きく引いて、キャッチャーの身体やミットにバットが当たった
  4. 故意にうしろのキャチャーにバット当てるようなスイングをした

A. (1)および(2)のケースは打撃妨害となります。(3)および(4)のような故意にバットを当てる行為は守備妨害となるのでバッターはアウトになります。

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