小学生のソフトボールの場合、監督やコーチは保護者の方が兼ねていることがほとんどです。
なかには、野球やソフトボールの経験が全くないパパ監督やコーチの方もいたりします。
公式の試合に参加しようと思ったら絶対に監督やコーチは必要なので、ここでは監督、コーチ、プレイヤーの基本について解説していきます。
監督とコーチ
監督の役割はチームをまとめることでもありますが、試合の時などに提示する打順表(ラインアップカード)にサインをする必要があります。
当たり前のことですが、監督やコーチはチームと同じユニフォームや帽子の着用が原則です。
また、主な大会では監督やコーチの背番号が決められていることもあります。
私たちのところでは、監督が30番、コーチが31番~となっています。
コーチズボックスについて
一塁側と三塁側にあるコーチズボックスについて。
攻撃中は、コーチズボックスにいなければいけませんが、走者に対して助言を与えるときは、プレイを妨害しない限りコーチズボックスを離れても良いとなっています。
小学生の試合を見ていると、低学年の子がコーチズボックスに入ることがあります。その時は、なるべくバッターボックスから遠いところに立たせて、ボールが来たら逃げるように教えておきましょう。
ファウルフライの時など、ボーっと立っていて守備妨害を取られることがあります。
あと、ベースコーチはコーチズボックスにスコアブックと筆記用具を持ち込んでも構いません。
打順表(ラインアップカード)について
打順表(ラインアップカード)は、試合開始の前に審判員や公式記録員に提出します。
記載内容は、
- チーム名
- 守備位置
- 氏名(カタカナが便利です)
- 背番号
控えの選手も、氏名と背番号は必ず記載しましょう。
打順表にない選手は試合に出場することが出来ないので、記入漏れには注意してください。
尚、一度提出された打順表の打順は変更できないので、控えは無くさないようにしましょう。
プレイヤーとは
基本的に1チーム9人で編成しますが、指名選手(DP)を採用する場合は10人で登録します。
この9人(DP有りは10人)がスターティングプレイヤーとなり、再出場(リエントリー)が可能な選手となります。
仮に、突発的なケガや病気などで急遽試合に出れないスターティングメンバーがいた場合、試合開始前に審判と監督で打ち合わせをして、別のプレイヤーと交代することが出来ます。
その際のプレイヤーがスターティングメンバーとなります。
ケガなどで一時的に退いたプレイヤーも、試合中にいつでも交代プレイヤーとして試合に出ることが出来ます。
プレイヤーのルールとして、一番問題なのが欠員が出た場合です。
既定の人数に満たない場合は、その試合が没収試合となりますので最低限の人数は確保しておきたいですね。
まとめ
小学生のソフトボールで、監督やコーチを引き受けてもらえるというのは、本当に有り難いことだと思います。
特に、監督はいろんなところへ顔を出す必要があり、かなりプライベートな時間を割かなければいけなくなります。
でも、どうせ引き受けたなら面倒くさいと思わずに、積極的に活動するといろんな人脈も増えて楽しくなると思うので、そんなにソフトボールに詳しくなくても、自分も勉強するつもりで監督やコーチをやってみると良いと思います。
ソフトボールをする子供たちが年々減ってきていますが、全くいないわけでもありません。
やる気のある子供たちのためにも、親として一緒に頑張っていきましょう!
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