グラブとミットの基本的なルール

用具についてのルール
この記事は約3分で読めます。

長年、野球やソフトボールに携わってきて思うのが、プレイを楽しむために大事なのがグラブやミットだと思っています。

とはいっても、自分が小学生の頃はそんなこと、これっぽっちも思っていませんでしたが…。

ソフトボールの用具の中で、グラブやミットほど個性が出せるものはありません。でもその前に、まずはグラブとミットの基本的なルールを覚えておきましょう。

グラブとミットの基本的なルール

グラブにはいろいろな種類があり、投手用、内野用、外野用、オールラウンドなど。

  1. 基本的に、グラブは全てのプレイヤーが使えますが、ミットはキャッチャーとファーストしか使えません。
    ※ソフトボールの場合は、「キャーストミット」というグラブがあり、キャッチャーとファーストのどちらでも使うことが出来ます。
  2. 投手が使うグラブは、グラブの紐(グラブレース)も含め、多色でもいいのですが、球以外の色でなければいけません。
    ※小学生の場合、白色が使われていないグラブを選びましょう。
  3. 投手以外は、グラブの色に規制はありません。

日本の野球用具メーカーから出ているグラブは、それほど奇抜な色が使われていないイメージですが、海外のメーカーは結構派手な色遣いをしているグラブがあります。

ちなみに、初めて子供に買ったグラブはNIKE(ナイキ)のグラブでしたが、グラグレースやグラブ自体に白色が使われていたので、投手をするため買い替えた覚えがあります。

一般的なグラブの寸法

主に野手が使用するグラブの寸法がこちら

A  20.3cm 以下

B  21.6cm 以下

C  12.7cm 以下

D  11.4cm 以下

E  18.4cm 以下

F  19.1cm 以下

G  19.1cm 以下

H  44.5cm 以下

I  23.5cm 以下

J  35.6cm 以下

K  33.7cm 以下

L  31.1cm 以下

M  27.9cm 以下

※Cは、ミットの場合でも12.7㎝以下でないといけません。

不正用具でプレイしたとき

守備側が不正用具でプレイした場合、攻撃側の監督に以下の選択権が与えられます。

  1. 打球を処理した場合
    プレイの結果を生かすか、打ち直しをする。(ただし、打撃完了前のボールカウントで打ち直す)
  2. 送球を処理した場合
    プレイの結果を生かすか、投球時に占めていた塁に戻らなければならない
  3. 投球した場合
    投手が不正グラブを使用して投球した場合は、不正投球(イリーガルピッチ)となる
    ※不正グラブで投球しただけの場合は、不正用具の使用となならない

プレイの結果を生かした場合は、それまでの全てのプレイが有効となります。

逆に、プレイの結果を生かさない場合は、走者は元の塁に戻り、その時の投球はカウントしません。

不正用具の使用と不正投球では、その後の効果に違いがあります。不正投球の場合の効果については、別の記事でご紹介します。

まとめ

グラブの大きさは、一般的なメーカのグラブやミットなら問題ないと思いますが、カラーには気を付けましょう。

グラブで規制がかかるのは、主に投手が多いと思いますが、不正用具の使用は試合進行の妨げにもなるので注意が必要ですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました